■ブルームーンが起こる理由と、どのくらいめずらしいの?
ブルームーンは、だいたい3年に一度くらいみることができる満月です。
もともと昔は、世界のほとんどの国で、月の満ち欠けを基準にした暦(こよみ、カレンダーのことですね^^)を使っていました。
太陰暦(たいいんれき)という暦です。
太陰暦では、
新月が月の最初の日
15日頃の夜の月が満月
月光のとても明るい満月には、日本でも十五夜お月見やお祭り、盆踊りなどの風習がありました。
このように昔の暦では、満月は月の真ん中に一度だけめぐるお月さまだったのです。
でも、近年は、月ではなく、太陽を基準にした太陽暦(たいようれき、グレゴリオ暦)へと変わっていきました。
そのため、
太陰暦⇒月の満ち欠けの周期:平均29.5日(月の日数を29日と30日のいずれかで構成)
太陽暦⇒28日~31日のいずれかで構成
このように、月の満ち欠けの周期とはずれてしまいました。
そのために、ブルームーンと呼ばれる、1か月の内に、2回の満月がめぐる月ができるようになったのです。
月のめぐりを基準とした太陰暦で生活してきた人々にとって、1ヶ月の中で2度の満月を迎えることは、とてもめずらしいことだったのですね。
■ブルームーンBlueMoonといわれる理由
1ヶ月の中で2度の満月がめぐってくることを、「ブルームーンBlue Moon」と呼ぶようになったかは諸説あるようです。
・英語のDouble Moon「2度の満月」が変化したという説
・「とても稀なこと」だから「ブルームーンBlue moon」と呼ばれるようになった説
↓
ブルームーンBlue Moonとは名の通り、「青く見える月」
火山の噴火や隕石の落下時に発生するガスや塵などの影響で、本当に月が青く見えることがあるそうです。
でもそのような現象はとってもめずらしいので、「とても稀なこと」=once in a blue moonと言われ、ここが語源となっているようです。
このように、めずらしいブルームーンなので、「ブルームーンを見ると幸せになれる」といった言い伝えが世界各地にあるのです。
■ブルームーン2015年の次はいつ
2015年7月2日と31日の次は、2018年です!
2018年1月2日と31日
2018年3月2日と31日
2020年10月2日と31日
2023年8月2日と31日
2026年5月2日と31日…
どうぞステキなブルームーンの時をお過ごしください(^_^)
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